FULFILL / AIホールディングスプロジェクト
Day1(2026-08-29)でやりきれなかったコミットメントを完成させる回です。深く議論する場ではありません。
明朝体はそのまま読み上げるセリフ。上から順に進めてください。
全員のコミットメントリストが、成果指標と成果期日つきで完成していること。
Day1でここだけが未実施です。2時間半しかないので、他のことを入れないでください。
まず全員が1件ずつ。1人1件が5人分そろってから、2件目に進みます。この順番を守らないと、最初に発表した人だけ充実して、最後の人が未完成のまま22時になります。
2件目・3件目は、時間が余ったときのボーナスです。件数を競わせないでください。
Day1の台本どおりに所要時間を積み上げると196分かかります。使えるのは150分。46分足りません。両方やろうとすると、削られるのは必ず後ろにあるコミットメントです。Day1とまったく同じ場所が、まったく同じ理由で飛びます。
そこで今日は、マイルストーンを「仮置き」と宣言して10分で通過します。マラソンの問答も、3本のカーブの板書もやりません(合わせて15分かかるためです)。確定はシート上で9月中に行い、Day3の冒頭で承認します。
ガイドブックにも「おおよその数字でも構わないので、データの収集に時間をかけるよりディスカッションを進めることをオススメします」と書いてあります。浮いた15分は、コミットメントを作る時間(20分→30分)に回してあります。カードには「行動案」までは書かれていないので、そこを考える時間が要ります。
Day1の録画16:10の場面で、「事業部で区切ってあるから決まっているよね」として飛ばしています。すごい会議の型では、一人ずつ名前を呼んで「成し遂げますか?」→「成し遂げます」と宣言させます。この宣言がないと、次回までのボールが誰の手にもありません。
さらに副担当も決めていません。副担当は「進捗を全員に共有する役/主担当が共有できないときに代わる役」です。井田さんがDay1後に「範囲が広いから、進める担当を決めないといけない」と言っているのは、ここのことです。
→ 今日、10分使って両方決めます。
コミットメントを事前に考えて出してもらうのは、平日に数字を持って動いているメンバーには重すぎます。そこで、宿題は「12月末の数字を1つだけ返信」の1つに減らします。
かわりに、Day1でご本人が話した言葉だけを抜き書きした1枚(発言カード)を、前日に一人ずつお渡しします。当日は、白紙から考えるのではなく、そのカードを見ながら決めていただきます。
ただし、ここには落とし穴があります。カードは「あなたが前に言ったこと」なので、使い方を間違えると「前に言いましたよね」という圧力になります。2週間前の言いかけの発言が、そのまま今日の約束にされてしまう。それを防ぐために、台本04の前置きは絶対に飛ばさないでください。
この文言は録画16:01の唱和で確定したものです。「AI活用して」ではなく「AIで」。補助金など他の文脈が混ざらないようにするため、意図的にこの形にしています。
| 役割 | 主担当 | 今日つくるコミットメントの軸 |
|---|---|---|
| SES | 中岡さん | 労務・内勤・経理の工数削減と、空いた人員で作る新しいキャッシュポイント |
| Move on | 田中さん | 求人媒体の運用工数と、現場の時間削減 |
| 本社 | 井田さん | バックオフィスの工数削減と、DX営業の商談スピード |
| 企画・AIマーケ/広報 | 芦原さん・岡田さん | 売上直結のAI活用(問い合わせ増・商談リード増)と、社内への情報共有 |
| AIのレクチャー(円の外) | 全員 | 担当を置かず、各部署のできる人が相互に教える |
どれだけ台本を作り込んでも、この4つが欠けると当日は回りません。とくに1と2は、今日中に手を打ってください。
青が本番。コミットメントに合計60分(作成20+発表35+サポート5)を残してあります。前半が延びたら、迷わずマイルストーンを削ってください。
ここを削らない 押したら削ってよい 休憩
19:30ちょうどに始める。1人遅れても待たない。夜の回で開始が10分ずれると、コミットメントが必ず削られます。
20:35までにコミットメント作成へ入る。ここを過ぎたら、マイルストーンを打ち切ってでも進んでください。今日のゴールはコミットメントの完成であって、マイルストーンの完璧さではありません。
明朝体はそのまま読み上げるセリフ。灰色の枠は相手から返ってくる言葉です。
狙い=5分で終わらせる。9つ全部は読まない。そして、Day1で一番効いた「発言フォーマット」をここで再宣言します。Day1では、これを入れた直後の16分間だけ会議が別物のように締まりました。
それでは、AIホールディングスプロジェクト Day2を始めます。
まず、前回のお約束を確認します。全部は読みません。今日、特に守っていただきたい3つだけ。携帯は電源を切る。「わかりません」はなし。発言は3S、短く簡潔に直接的に。
そして前回、皆さんで追加したお約束がありました。「一番大きな声で、よ!」ですね。今日もいきましょう。ヨッ隊長は田中さんです。今日もお願いします。
この4つ、合意いただけますか。どうぞ!→ 「わかりませんはなし」は、考えることから逃げないという約束です。数字を知らないことまで禁じるものではありません。今日は「今いくつか分かりません」が必ず出ます。そこは「不明」と書かせて、測ること自体を約束にしてください(台本05)
ここが今日いちばん効く一手ですもう一つだけ、前回の途中から入れた発言のフォーマットを、今日は最初から使います。
提案があります。何々を何々にしてください。結論を言って、なぜならば何々だからです。
質問があります。○○さん、何々ですか。相手を特定してください。
リクエストがあります。○○さん、いつまでに何々してください。
この3つの形で話してください。「思うんですけど」から始まる発言は、今日はなしでいきましょう。よろしいですか。どうぞ!→ Day1の録画14:25でこれを入れた直後から、16分間だけ議論が別物のように締まっています。今日は最初から入れる
狙い=2週間ぶりに集まる場の温度を、一発で戻す。座ったまま始めると、ただの報告会になります。
前回決めた戦略的フォーカスを、もう一度全員で唱和します。皆さん、ご起立ください。
私の掛け声で、We promise から、最後のプロジェクト名まで。いきます、せーの——
We promise
私たちは、2027年3月31日までに、
AIで生産性を2倍にし、
世界一やりたいことができるホールディングスカンパニーとなる
AIホールディングスプロジェクト!
ありがとうございます。よ! ご着席ください。
狙い=最後に回収するための伏線。今日は発表させません。Day1は2分の記入+発表で10分使いましたが、今日はその余裕がありません。書かせるだけにして、21:55にまとめて回収します。
今日この2時間半で、何が手に入ったら「来てよかった」と言えますか。お手元に1分で書いてください。今日は発表しません。最後に一人ずつ伺います。それではどうぞ!→ 書いたことを最後に必ず回収する。ここを飛ばすと、書かせた意味がなくなります
狙い=これは今日いちばん間違えやすい工程です。カードは「前回あなたが言ったこと」の抜き書きであって、約束の一覧ではありません。ここを言い間違えると、2週間前の言いかけの発言が、そのまま今日の約束にされてしまいます。最初の30秒で、必ず下のセリフを言ってください。
★この前置きを飛ばさないお手元に、1枚お配りしています。これは前回、皆さんがご自身の口で話されたことを、そのまま抜き書きしたものです。
約束の一覧ではありません。私が作った案でもありません。訂正しても、取り消しても、まったく新しいことを足していただいても構いません。
2週間経って考えが変わっているのは、当たり前です。今日決めるのは、今のお考えのほうです。→ ここを言わずにカードを配ると、「前に言いましたよね」という圧力として働きます。本人が撤回しにくくなり、この会議でいちばん大事な「自分で決めた」が失われます
では5分取ります。カードを見て、下の3つの空欄を埋めてください。
①今もそう考えますか ②変えたいことは何ですか ③今日、取り組むとしたら何ですか
カードに書いていないことでも構いません。どうぞ!
狙い=今日の土台。ここが埋まらないと、マイルストーンもコミットメントも書けません。Day1で「生産性の定義は※印を付けず、各事業部がKGIで決める」と全員で約束した、その回収です。1人1行、読み上げるだけ。議論はしません。
まず、前回の約束を思い出してもらう前回、生産性の定義について1時間近く話しました。結論は「米印は付けない」。事業部ごとに事業の形が違いすぎるからです。
そのかわり、お約束ごとが1つありました。「KGIで、それぞれしっかり生産性を2倍にする数値を決めていただく。うちはこのKGIでいきます、それだけ共通認識でお願いします」——これです。
今日、それを回収します。
お一人ずつ、1行でお願いします。「うちの事業部は、生産性2倍を◯◯という数字で測ります」。この形で。
そのときに、4つだけ添えてください。①何を数えるか ②単位 ③今いくつか ④2倍だといくつか。
数字が高い低いの議論は、今日はしません。ただ、何を数えているのかが分からないと、あとで行動に割り戻せません。そこだけ確認させてください。
では中岡さんから、どうぞ!→ 中岡さんから始める。各事業部の中で唯一、全業務に標準時間が設定済みで、いちばん具体的に答えられます。最初に良い見本が出ると、後の人が乗りやすい
「今いくつか分かりません」と言われたら分からないままで構いません。「不明」と書いてください。
そのうえで、それを測ることを、今日のコミットメントの1つ目にしましょう。どうぞ!→ ここで「わかりませんはナシです」と押すと、根拠のない数字が出てきます。それは今日いちばん避けたいことです。井田さん(人件費が見えない)と田中さんで、これが出る可能性があります
皆さん、Day1の時点で自分の答えを言いかけています。ゼロから考えさせないでください。「前回こう言っていましたが、これでいきますか」と確認するだけで済みます。
3人それぞれの本命案と、そのまま言えるセリフを用意してあります。先に見せず、詰まったときだけ1つ出してください。
→ KGIヒント集を開く
そして、今日は2倍の数字を決めなくて構いません。3人とも現在値を持っていません。「何を数えるか」だけ決めて、数字は10月頭に測って置く形にしてください。それ自体が、今日の1つ目のコミットメントになります。
3人の定義を1つに揃えようとしないでください。Day1はそれを試みて27分溶かし、結論が出ませんでした。バラバラのままで正しいというのが前回の結論です。「事業が違いすぎるので、揃えません」と言い切って次に進んでください。
狙い=Day1で飛ばした工程。「事業部で区切ってあるから自明」で済ませたため、誰も「成し遂げます」と言っていません。ここを埋めないと、今日決めるコミットメントのボールが、誰の手にも乗りません。
ワークブック 85ページ「Choose What Works」まず、これを読んでから人を決める前回、役割を4つに分けました。今日は主担当を、あらためて全員の前で確定させます。
その前に、ワークブックの85ページを開いてください。下の「Choose What Works——うまくいく方を選べ」。私が読み上げます。
「プロジェクトを進めていくすべての局面において、うまくいく方を選べ、が求められています。……手間がかかりそうだから、やったことがないから、今までのやり方があるから、そのやり方が好きじゃないから、などの理由で計画や行動が制限されてしまうと、今までとほぼ大差のない成果しか手に入りません。大きな成果を手に入れる者は、楽な道ばかりを歩んでいるわけではありません」
一人ずつ、名前を呼んで宣言させるそれでは確定してまいります。
SES、中岡さん。主担当。成し遂げますか?→ 相手の目を見て、名前を呼ぶ。まとめて「いいですね?」で済ませない
「成し遂げます」
→ これを役割の数だけ、一人ずつ繰り返す。Move on=田中さん/本社=井田さん/企画・AIマーケ=芦原さん・岡田さん
続けて副担当へ続いて、副担当を決めます。
副担当の役割は、このプロジェクトが進んでいくときに、進捗を全員に共有すること。そして主担当が何らかの理由で共有できないときに、代わりに共有すること。一緒に進める立ち位置です。
前回、中岡さんから「広報」——各事業部の動きを一か所に集めるハブが必要だ、という話が出ました。副担当は、その広報の実行役でもあります。
まず私から指名します。それに対して、変更の提案や質問を受け付けます。SESの副担当は——→ 押していたら、ここは「出ている案をどんどん出していただいて意思決定します」と言って短縮してよい。ただし主担当の「成し遂げます」だけは絶対に省かない
井田さんはDay1後に「範囲が広いから担当がいるな。把握はして、進める担当を決めないといけない」と言っています。ただし、これが「共有役(=副担当)が欲しい」なのか「実行の責任者が欲しい」なのかは、まだ分かりません。決めつけずに、本人に聞いてください。
前者なら副担当で解決します。後者なら、それは井田さん自身(本社の主担当)です。そこをはっきりさせないまま進むと、井田さんは同じ疑問を持ったままDay3を迎えます。
狙い=10分で通過する。Day1台本にある「マラソンの問答」と「3本のカーブの板書」は、今日はやりません。合わせて15分かかるうえ、その15分はコミットメントを作る時間から引かれます。今日ここでやるのは、記入と、意味の確認だけです。
最初に、今日の扱いを宣言してしまうここからマイルストーンです。先にお伝えします。今日のマイルストーンは「仮置き」です。この場で完璧な数字を作ることはしません。数字は今月中にシートで詰めて、次回の冒頭で承認します。
ガイドブックにも書いてあります。「おおよその数字でも構わないので、データの収集に時間をかけるより、ディスカッションを進めることをオススメします」と。今日は、おおよそでいきます。
定義とフロントヘビーを、まとめて30秒でマイルストーンとは、いつの段階で、どのくらいの数字になっていれば、2027年3月の目標に届くのかという途中経過の表です。
置き方にひとつだけ決まりがあります。フロントヘビー。前半に重く置いてください。2倍が目標なら、折り返しで1.5倍まで来ている形です。早く走り出せば、早く問題にぶつかります。そのほうが直す時間が残ります。→ ここで3本のカーブを描くと10分では終わりません。次回、時間のあるときに板書してください。Day1台本の14番に全文が入っています
作業指示(全員同時。個別に待たせない)書いていただくのは2つだけです。
① さっき宣言していただいたKGIを、12月末までにどこまで持っていくか。
② そのために、何をどれだけやるか。
お時間5分。全員、同時に書いてください。どうぞ!→ ★持ってきた人・持ってこなかった人を分けない。全員に同時に書かせる。持ってきた人は「12月の数字を、今月やることに割り戻す」作業をさせる。これは次のコミットメントの下ごしらえになるので、無駄になりません
読み上げだけ。ただし1種類の質問だけ受けるそれでは、数字だけ読み上げてください。お一人45秒です。
受け付ける質問は1種類だけ。「それは何を数えた数字ですか」。目標が高い低いという話は、今日はしません。仮置きですので。
中岡さんから、どうぞ!→ 高い低いの議論を許すと、Day1と同じように27分溶けます。ただし「何を数えているか」だけは確認してください。そこが分からない数字は、このあとのコミットメントで行動に割り戻せません
議論が始まりそうになったらそこは今月中にシートで詰めましょう。今日は仮置きです。次にまいります。どうぞ!
全員分終わっていなくても、20:15で休憩に入ってください。残りは休憩明けのコミットメントの中で回収されます。今日のゴールはコミットメントであって、マイルストーンではありません。
狙い=今日の本番。Day1で唯一やれなかった工程です。ここはガイドブックを音読します。自分の言葉で説明しないでください。社内の人が進行するとき、厳しさを担保できる唯一の方法が「本に書いてある」です。
ワークブック 25ページ/ガイドブック 99ページここから、コミットメントを作成します。ワークブックの25ページ。
コミットメントとは何かを、ガイドブックの99ページから読み上げますので、開いてください。ここに戻ってきますので、手を挟んでください。はい、では読み上げます。
音読①(DMの例)「成果は、単なる行動の結果ではありません。そのコミットメントを実行することによって、何を手に入れたいかを明確化することです」
例1。アクションプランに違いを生むように、成果を明確化する。
× アクションプラン「DMを5000通出す」/成果指標「DMを5000通出し終えている」——これだと、効果的でないDMを5000通出して、何も反応がなかったとしてもOKな成果指標になってしまいます。
○ アクションプラン「DMを5000通出す」/成果指標「3週間以内に300人の申し込みがある」——3週間以内に300人の申し込みがあるためのDMって、どんなDMなのかな。5000通で足りるかな。アクションプランに違いが生まれてきます。
音読②(新メニューの例)例2。成果指標は、数値か第三者の評価のどちらかで表す。
アクションプラン「美味しい新メニューを8月31日までに作る」/成果指標「新メニューを9月1日から30日までの期間で、20%以上のお客様がオーダーする」。または「社長が試食してOKを出す」。信頼のできる人の第三者評価という形でもOKです。
音読③(レビューとサッカーの話)レビュー。作成したコミットメントは、チーム内でレビューし完成させます。この際、あまり効果的でないコミットメントを発見したら、ただ問題を指摘するのではなく、どうすればうまくいくのかを、その場で提案します。
問題の指摘とは、例えば「そのやり方は昔やったから意味がない」等の発言です。改善案の提案とは、「5月10日までにデザイナーを変えてデザインする、に変えよう」という具合の、相手がイエスと言えば、そのままコミットメントになる形の発言のことです。
ところが、ここで必ずと言っていいほど、単なるコメント——「それは今できないよ」とかを発言する参加者の方がいらっしゃいます。サッカーでは、バックパスやサイドパスのほうが簡単ですが、ボールを前に蹴ってゴールに入れないと、絶対に勝てません。問題を見つけたら、解決策として提案やリクエストをする。これによってボールが前に進みます。
狙い=紙に落とす。30分を4つに区切って、順番に指示を出してください。「30分どうぞ」と放すと、手が止まっている人がそのまま30分過ぎます。いま何をする時間なのかを、5分おきに声に出すのが進行役の仕事です。
全体の指示(最初に手順を見せてしまう)ここから30分で、コミットメントを作ります。4つに区切って進めます。私が時間ごとに声をかけますので、その通りに進めてください。
①変えたいことを選ぶ(5分) ②そのための行動を考える(10分) ③1件に、測り方と期限を付ける(10分) ④協力と時間を確認する(5分)
お手元の発言カードと、さっき仮置きした12月の数字を横に置いてください。ゼロから考えないでください。
① 5分まず、今いちばん変えたい結果を1つ選んでください。カードに書いてあるものでも、書いていないものでも構いません。今のお考えで選んでください。どうぞ!
② 10分次に、それを変えるために、何をやるか。思いつく限り書いてください。まだ絞らなくて結構です。数を出してください。どうぞ!→ ここが今日いちばん頭を使うところです。手が止まっている人には「Day1で挙げた問題のどれか1つでいいです」と声をかける。巡回してください
③ 10分その中から1つだけ選んでください。今日は1人1件を完成させます。
選んだ1件に、この3つを付けてください。①やること ②どうなっていたら成功か(数字か、誰かの評価で) ③いつまでか。期限は30日以内。どうぞ!
④ 5分 ★ここを飛ばさない最後に2つ、確認させてください。
1つ目。この約束をやりきるのに、他の方の協力は要りますか。要るなら、誰の何が必要かを書いてください。
2つ目。この約束を実行する時間は、何を減らして作りますか。
どうぞ!→ ★2つ目が抜けると、書面だけ完成して実行されません。全員が現場で数字を持っているプレイヤーです。新しい仕事を足すだけなら、来月「忙しくてできませんでした」が並びます。中岡さんが心配していた「目の前の成果が優先される」への、一番の対策がこの質問です
中岡さんはDay1のあと、「基幹システムを変えるなら数百万かかる。今回のメンバーにその決裁権があるのか」と言っています。これは正しい指摘です。ただし、この場で長く議論しても答えは出ません。やることは2つ。①決裁者が誰かをこの場で確定させる ②上申そのものをコミットメントにする。
できあがる形はこうなります。
アクション:基幹システム刷新の投資対効果を1枚にまとめ、◯◯さんに提出する
成果指標:10月◯日までに提出が完了している(+別枠で「◯◯さんと話す日程の確保」を、相手の都合が要る項目として分けて記録)
成果期日:30日以内
「可否の回答を得ている」を成果指標にしないでください。回答するかどうかは相手の都合なので、中岡さんの努力では動かせません。本人が動かせるのは「提出」までです。
この形にすると、中岡さんは「疑問を言った人」から「疑問を解きに行く担当」に変わります。逆に、疑問を流したまま宿題だけ増やすと、次から問題を言わなくなります。それが一番まずい。
狙い=今日の本番。ここに35分残してあります。順番のルールが2つあります。①全員の1件目が終わるまで、2件目に進まない ②岡田さんが最初に発表する。理由は下にあります。
1人目の人が3件も4件も発表してしまうと、最後の人の1件目が22時に間に合いません。先頭だけ充実して、最後の人が未完成のまま終わります。
1周目は、一人1件だけ。全員そろってから、時間が余っていれば2周目に入ります。2件目以降はボーナスです。
記録係を決めてください。変更提案が通るたびにシートを直す人がいないと、決めたはずの内容が翌日には残っていません。岡田さんは進行で手が塞がるので、芦原さんか、当日いちばん手の空いている人に。
★岡田さんが1番目に出るそれでは発表に参ります。1周目は、お一人1件だけでお願いします。全員そろってから2件目にいきます。
まず私から出します。そして皆さんにお願いです。私に、一番厳しく変更提案をください。
ここで誰も何も言わないなら、この後の全員分も形だけになります。どうぞ!→ 社内の人間が進行するときの、権威の作り方です。「詰める役」から入ると反発が生まれますが、「詰められる役」から入れば型が通りやすくなります。ただし、自分の分で時間を使いすぎないこと。持ち時間は全員同じにしてください
他の人の手を借りる約束が出たら、その場で本人に聞く今の約束は、◯◯さんの協力が要りますね。
◯◯さん、引き受けられますか。→ 相手が「やります」と言っていない約束は、シートに「未承認」と書いて分けておく。ここを曖昧にすると、翌月「聞いていません」で止まります
1人終わるごとに、必ずこれを挟む今のコミットメントに対して、変更の提案や質問のある方、どうぞ!
単なるコメントが出たときの返しそれは問題の指摘ですね。サッカーでは、バックパスやサイドパスのほうが簡単ですが、ボールを前に蹴ってゴールに入れないと勝てません。解決策として、提案かリクエストの形にしていただけますか。どうぞ!
全員終わったら全体を通して、変更の提案や質問のある方、どうぞ!
……それでは、このコミットメントリストで決定します。拍手!
残った人の分は、シートに書いて次回冒頭で承認します。この先のクロージングを削ると、Day1とまったく同じ失敗になります。
狙い=約束させた直後に、熱量を上げて終わる。ポストイットを配って一人ずつ立って読み上げる公式のやり方は、5人で18分かかるので今日は短縮形にします。座ったまま、時計回りに1人1文。ここで新しい仕事を増やさないでください。決めたばかりのリストが、直後に変わってしまいます。
ここまでは、約束をしていただく時間でした。最後に、ひとことずついただきます。
皆さん、席に座ったままで結構です。時計回りに、自分の右隣の方へお願いします。
その方の約束を聞いて、「その約束が達成されたら、私(またはうちの事業部)にこう効きます」を、一言。
それでは中岡さんから、右隣の方へ。どうぞ!→ 1人30秒×5人。言い終わるたびに全員で「よ!」。時計回りにすることで、誰も飛ばされません。「一番支えたい人を選んで」にすると、誰からも選ばれない人が出ます
「◯◯さんのために私はこれをやります」だと、審査を通っていない新しい約束が、決定直後に5つ生まれます。期限も相手の承諾も確認する時間がありません。21:40に決めたリストが、21:45には別物になります。
この形なら、新しい仕事は増えず、「自分の約束が他人の役に立つ」ことだけが伝わります。中岡さんが心配していた「目の前の成果が優先されて推進が後回しになる」への効き目は、ここではなく台本09で「協力が要るなら相手にその場で承諾を取る」ほうが担っています。
時間が10分以上余っていたら、公式どおりポストイットを配って立って渡す形に戻して構いません。そちらのほうが熱量は上がります。
狙い=Day1で飛ばした工程。これが今日の締めです。「やっておいてください」で終わらせず、必ず名前と期日を付けます。Day1でここが抜けたせいで、宿題が全員あいまいなまま出されました。
クロージングに入ります。まず、次回までに行うことを明確化します。担当をこの場で決めます。挙手制でいきます。
1. コミットメントリストの電子化と、全員への共有
2. マイルストーンの月次化(今日の仮置きを、月ごとに割る)
3. 今日出たアウトプットの電子化
4. 9月中に「AIレクチャー会」を1回やる。日時だけこの場で決める(中身は担当者に任せる)
1番から、どうぞ!
Day1で「AIのレクチャー」を円の外に置き、担当は全員と決めました。ところが、担当が全員ということは、実質、担当が誰もいないということです。いつやるかも決まっていません。
中岡さんは「田中さん・井田さんがどこまでAIに興味を持って触っているか不透明」と言っています。これを解くのは、議論ではなく、1回やることです。
ただし、ここで中身の相談を始めないでください。終盤に新しい議題を開くと、そのまま22時を超えます。決めるのは日時だけ。3分で。「誰が何を教えるか」は、その日までに担当者が決めれば足ります。
進捗のルールを、この場で握るもう1つ、ルールを決めさせてください。
次回までに、コミットメントの「アクションに対する現状」と「成果指標に対する現状」を入力しておいてください。0でも「0」と書いてください。
そして、成果が遅れている方は、次回の前日23:59までに「解決策」の欄を埋めてきてください。
これをルールにして、よろしいですか。→ ここは挙手で決めさせない。岡田さんが決めて、合意だけ取る。時間がありません
狙い=冒頭に書かせた期待を回収して終わる。次回日程は、事前に決めてあるので今日は言うだけです。
冒頭で書いていただいた今日の期待は、手に入りましたか。
「手に入った」「途中」「手に入らなかった」のいずれかと、今日何を得たかを教えてください。
中岡さんから、どうぞ!
前回(8/29)に返ってきた言葉。今日はこれを超える中岡さん「途中でございます。AI導入を進めつつ、人の価値を見出す方法を見つけることができた」
井田さん「手に入りました。自分の役割の明確化と、このプロジェクトに対するワクワク感を得られました」
田中さん「まだ途中です。まだ具体的なAI導入のイメージをやっているわけではないので。ただ、本格的にAIを事業部に落とし込むというところをワクワクできる時間でした」
見落としやすい、最後の一手クロージングスピーチの前に、もう一つだけ。
ご自身のコミットメントを、この部屋の外にいる方に、どうやってコミュニケーションしますか。それを2分で書いて、発表してください。→ 今日決めたことを、部屋の外にどう持ち出すかを本人に言わせる工程。中岡さんの「現場の成果が優先されて推進が後回しになる」への布石になります。時間がなければ、口頭で一言ずつでもよい
次回Day3は◯月◯日です。すでにカレンダーをお送りしています。
では最後に、クロージングスピーチを——→ 日程は事前に確定させてあるので、ここは確認だけ。Day1はここに5分使っています
Day1の録画6時間49分から、それぞれの詰まり方を抜き出しました。今日、同じ場所で同じように止まります。先に読んでおくと、その場で慌てません。
SES事業部/すごい会議は経験者/3人でいちばん長く話す
数字は持っています。労務・内勤・経理の全業務に標準時間が設定済みで、事業部の中で唯一「50%削減」を定量で語れます。すでにAI化で30%削減済み。成果指標を聞かれて詰まることはありません。
本社・DX事業部/すごい会議は経験者/3人でいちばん発言が短い
今日、最初に詰まるのは井田さんです。Day1で「3000時間削減」を掲げましたが、中岡さんに「1人当たり何時間か」「残業ゼロという認識で間違いないか」「削減した後、空いた時間はどう考えるか」と3連続で詰められ、最後に「現状具体がないです」と答えています。岡田さんはここで追撃せず「ありがとうございます」で流しました。今日はここに戻る必要があります。
Move on(製造の人材紹介)/すごい会議は完全に初めて/ヨッ隊長
数字は出せます。案件提案が1時間→3分、スプレッドシート+GASでSlackに飛ばすところまで自動化済み。詰まるのは数字ではなく「何のための数字か」です。
企画・AIマーケ(岡田さんと共同担当)/Day1の午前を進行
今日は、進行の一部を正式に渡してください。岡田さんは進行役でありながら参加者でもあるため、自分が発表している間、進行が空席になります。Day1の台本は全編「○○さんから」と書いてあり、誰が回すかが決まっていません。ここで最初の10分が溶けます。
出典:Day1(2026-08-29)の録画全文文字起こし(6時間49分)と議事録/すごい会議 公式ガイドブック 60〜64・99ページ、ワークブック 25・29・85ページ/澤井コーチによる幹部Day1(2026-07-20)の録画全文(7時間24分)/ICTC Day2・Day3・Day6・Day7のメモ/[[金脈会議-コミットメントシートの書き方]]。
注意:公式ワークブック・ガイドブックの本文は転記していません。当日は必ず現物を持参してください(25/29/85/99ページを音読します)。
参加者の発言は自動文字起こしからの引用のため、細かい言い回しが実際と異なる場合があります。