FULFILL / AIホールディングスプロジェクト

すごい会議 Day2 進行台本

Day1(2026-08-29)でやりきれなかったコミットメントを完成させる回です。深く議論する場ではありません。
明朝体はそのまま読み上げるセリフ。上から順に進めてください。

9/8(火) 19:30–22:00 対面 会場=要確定 進行 岡田さん/タイムキーパー 芦原さん
READ FIRST

今日、これだけ持ち帰れば勝ちです

今日のゴールはこれ1つ

全員のコミットメントリストが、成果指標と成果期日つきで完成していること。

Day1でここだけが未実施です。2時間半しかないので、他のことを入れないでください。

★「完成」とは、この4つが揃っている状態です

まず全員が1件ずつ。1人1件が5人分そろってから、2件目に進みます。この順番を守らないと、最初に発表した人だけ充実して、最後の人が未完成のまま22時になります。

  1. 5人全員に、約束が最低1件ある
  2. 担当・行動・成果の測り方・期限が、シートに記録されている
  3. 本人が「やります」と言っている。他の人の協力が要るなら、相手も「やります」と言っている
  4. 相手の承諾が取れていないものは、「未承認」と分けて記録されている

2件目・3件目は、時間が余ったときのボーナスです。件数を競わせないでください。

1. マイルストーンの「確定」は、今日は諦めてください

Day1の台本どおりに所要時間を積み上げると196分かかります。使えるのは150分。46分足りません。両方やろうとすると、削られるのは必ず後ろにあるコミットメントです。Day1とまったく同じ場所が、まったく同じ理由で飛びます。

そこで今日は、マイルストーンを「仮置き」と宣言して10分で通過します。マラソンの問答も、3本のカーブの板書もやりません(合わせて15分かかるためです)。確定はシート上で9月中に行い、Day3の冒頭で承認します。

ガイドブックにも「おおよその数字でも構わないので、データの収集に時間をかけるよりディスカッションを進めることをオススメします」と書いてあります。浮いた15分は、コミットメントを作る時間(20分→30分)に回してあります。カードには「行動案」までは書かれていないので、そこを考える時間が要ります。

2. Day1で「主担当」を、実は決めていません

Day1の録画16:10の場面で、「事業部で区切ってあるから決まっているよね」として飛ばしています。すごい会議の型では、一人ずつ名前を呼んで「成し遂げますか?」→「成し遂げます」と宣言させます。この宣言がないと、次回までのボールが誰の手にもありません。

さらに副担当も決めていません。副担当は「進捗を全員に共有する役/主担当が共有できないときに代わる役」です。井田さんがDay1後に「範囲が広いから、進める担当を決めないといけない」と言っているのは、ここのことです。

→ 今日、10分使って両方決めます。

3. 宿題は集めません。かわりに「発言カード」を配ります

コミットメントを事前に考えて出してもらうのは、平日に数字を持って動いているメンバーには重すぎます。そこで、宿題は「12月末の数字を1つだけ返信」の1つに減らします。

かわりに、Day1でご本人が話した言葉だけを抜き書きした1枚(発言カード)を、前日に一人ずつお渡しします。当日は、白紙から考えるのではなく、そのカードを見ながら決めていただきます。

ただし、ここには落とし穴があります。カードは「あなたが前に言ったこと」なので、使い方を間違えると「前に言いましたよね」という圧力になります。2週間前の言いかけの発言が、そのまま今日の約束にされてしまう。それを防ぐために、台本04の前置きは絶対に飛ばさないでください。

  • カードは約束の一覧ではない。訂正も撤回も追加も自由と、最初に言い切る
  • カードに載っていない案を出しにくくしない
  • 問題を挙げた人に、その解決担当を自動で割り当てない(次から誰も問題を言わなくなります)
SF

Day1で決まったこと(冒頭で読み上げる)

We promise
私たちは、2027年3月31日までに、
AIで生産性を2倍にし、
世界一やりたいことができるホールディングスカンパニーとなる AIホールディングスプロジェクト

この文言は録画16:01の唱和で確定したものです。「AI活用して」ではなく「AIで」。補助金など他の文脈が混ざらないようにするため、意図的にこの形にしています。

⚠ 開始前に、岡田さんが確認しておくこと(2つ)

① 4区画の4つ目の名前は、どちらですか
録画では「ムーブオン/SES/本社/広報」と発言されています。一方、議事録とホワイトボードでは「企画・AIマーケティング(芦原さん・岡田さん)」で、広報はその中に含まれる形になっています。ホワイトボードの写真を見て、どちらで読み上げるか決めてから当日を迎えてください。
② 「広報」の主担当は、誰ですか
中岡さんの発案ですが、担当は決まっていません。今日の「主担当を決める」工程で必ず埋まります。
役割主担当今日つくるコミットメントの軸
SES中岡さん労務・内勤・経理の工数削減と、空いた人員で作る新しいキャッシュポイント
Move on田中さん求人媒体の運用工数と、現場の時間削減
本社井田さんバックオフィスの工数削減と、DX営業の商談スピード
企画・AIマーケ/広報芦原さん・岡田さん売上直結のAI活用(問い合わせ増・商談リード増)と、社内への情報共有
AIのレクチャー(円の外)全員担当を置かず、各部署のできる人が相互に教える
9/7まで

明日までにやること(これが台本より優先です)

どれだけ台本を作り込んでも、この4つが欠けると当日は回りません。とくに1と2は、今日中に手を打ってください。

  1. 日付の訂正を流す(5分)9月8日は火曜です。議事録にも旧台本にも「月」と書いてありました。この表記のまま案内が流れていると、欠席か遅刻が出ます。
  2. 発言カードを作り、9/7(月)に一人ずつ個別に渡す(作成は済んでいます)Day1でご本人が話した言葉だけを抜き書きした1枚です。必ず個別に渡してください。全員分をまとめて配らないこと。「AIを使うと誰でもよくなる、やりがいを取りにいってるかもしれない」「内勤の退職が出ている」といった、その人にとって重い話が入っています。本人の確認を取らないまま、全員が読める資料にしてはいけません。
    渡すときの一文:「前回お話しされたことをまとめました。約束の一覧ではないので、違っていたら当日その場で直してください。返信は下の1行だけで結構です」
  3. 宿題は、この1行だけにする(返信も1行)「2026年12月末の時点で、あなたの事業部が達成している数字を1つ。何を数えるか・単位が分かる形で1行」。決められない場合は、「決めるために足りない情報を1つ」を返してもらう。
    「3000時間」だけだと、月なのか累計なのか、誰の時間なのかが分かりません。ここが分からないと、当日その数字から行動に割り戻せなくなります。
  4. Day3の候補日を3つ送って、明日までに確定させる(10分)Day1は日程調整に5分かかりました。当日に決めると、その分コミットメントが削られます。当日は「次回は◯日です」と言うだけの状態にしてください。
  5. 会場を確定して共有するDay1で「人数が増えるなら場所を変える」となったまま未確定です。
  6. 芦原さんにこの台本を渡し、役割を分ける(明日15:30の準備MTGで)岡田さんは進行役でありながら、企画・AIマーケの主担当でもあります。自分が発表している間、進行が空席になります。芦原さんに①タイムキーパー ②岡田さんの番だけの進行 ③宣言した時間を守らせる役 を正式に渡してください。当日その場で頼んでも機能しません。
  7. 田中さんに1行だけ送る「ムーブオン単体の数字で構いません」。Day1で田中さんは「視点が違いすぎて、フルフィルのことを考えてもイメージできない」と言って8分止まっています。この1行があるだけで、その8分をかなり減らせます。
  8. ガイドブック99ページを、一度声に出して読む(5分)当日の音読で噛まないように。この台本の要は「自分の言葉で説明せず、本を読む」ことです。
  9. 自分のコミットメントを先に作っておく進行役が空欄だと示しがつきません。見本として最初に出せる状態にしてください。やり方は台本07に書いてあります。
PREP

持ち物

MAP

2時間半の流れ

青が本番。コミットメントに合計60分(作成20+発表35+サポート5)を残してあります。前半が延びたら、迷わずマイルストーンを削ってください。

19:30オープニング+お約束+発言フォーマット5分。9つ全部は読まない
19:35SFの唱和全員起立で1回
19:38今日の期待書くだけ。発表しない
19:40発言カードの確認訂正・撤回・追加してもらう。5分
19:45各事業部のKGI宣言1人1行。数字の高い低いは議論しない
19:55主担当・副担当の確定Day1で飛ばした工程
20:05マイルストーン(仮置き)10分。記入と意味の確認だけ
20:15休憩10分再開時刻を宣言する
20:25コミットメントの説明99ページ音読。自分の言葉で説明しない
20:35コミットメント作成30分。4つの手順で進める
21:05発表 → 変更提案 → 決定今日の本番。35分
21:40右隣の人へ、ひとこと座ったまま。新しい仕事は作らない
21:45次回までに行うこと担当を挙手で決める
21:55期待の回収 → クロージングスピーチ

ここを削らない 押したら削ってよい 休憩

この2つの時刻だけ、絶対に守る

19:30ちょうどに始める。1人遅れても待たない。夜の回で開始が10分ずれると、コミットメントが必ず削られます。

20:35までにコミットメント作成へ入る。ここを過ぎたら、マイルストーンを打ち切ってでも進んでください。今日のゴールはコミットメントの完成であって、マイルストーンの完璧さではありません。

SCRIPT

台本

明朝体はそのまま読み上げるセリフ。灰色の枠は相手から返ってくる言葉です。

01オープニング+お約束+発言フォーマット19:30

狙い=5分で終わらせる。9つ全部は読まない。そして、Day1で一番効いた「発言フォーマット」をここで再宣言します。Day1では、これを入れた直後の16分間だけ会議が別物のように締まりました。

それでは、AIホールディングスプロジェクト Day2を始めます。
まず、前回のお約束を確認します。全部は読みません。今日、特に守っていただきたい3つだけ。携帯は電源を切る。「わかりません」はなし。発言は3S、短く簡潔に直接的に。
そして前回、皆さんで追加したお約束がありました。「一番大きな声で、よ!」ですね。今日もいきましょう。ヨッ隊長は田中さんです。今日もお願いします。
この4つ、合意いただけますか。どうぞ!→ 「わかりませんはなし」は、考えることから逃げないという約束です。数字を知らないことまで禁じるものではありません。今日は「今いくつか分かりません」が必ず出ます。そこは「不明」と書かせて、測ること自体を約束にしてください(台本05)

ここが今日いちばん効く一手ですもう一つだけ、前回の途中から入れた発言のフォーマットを、今日は最初から使います。

提案があります。何々を何々にしてください。結論を言って、なぜならば何々だからです。
質問があります。○○さん、何々ですか。相手を特定してください。
リクエストがあります。○○さん、いつまでに何々してください。

この3つの形で話してください。「思うんですけど」から始まる発言は、今日はなしでいきましょう。よろしいですか。どうぞ!→ Day1の録画14:25でこれを入れた直後から、16分間だけ議論が別物のように締まっています。今日は最初から入れる

02SFの唱和19:35

狙い=2週間ぶりに集まる場の温度を、一発で戻す。座ったまま始めると、ただの報告会になります。

前回決めた戦略的フォーカスを、もう一度全員で唱和します。皆さん、ご起立ください。
私の掛け声で、We promise から、最後のプロジェクト名まで。いきます、せーの——

We promise
私たちは、2027年3月31日までに、
AIで生産性を2倍にし、
世界一やりたいことができるホールディングスカンパニーとなる
AIホールディングスプロジェクト!

ありがとうございます。よ! ご着席ください。

03今日の期待(書くだけ)19:38

狙い=最後に回収するための伏線。今日は発表させません。Day1は2分の記入+発表で10分使いましたが、今日はその余裕がありません。書かせるだけにして、21:55にまとめて回収します。

今日この2時間半で、何が手に入ったら「来てよかった」と言えますか。お手元に1分で書いてください。今日は発表しません。最後に一人ずつ伺います。それではどうぞ!→ 書いたことを最後に必ず回収する。ここを飛ばすと、書かせた意味がなくなります

04発言カードの確認19:40

狙い=これは今日いちばん間違えやすい工程です。カードは「前回あなたが言ったこと」の抜き書きであって、約束の一覧ではありません。ここを言い間違えると、2週間前の言いかけの発言が、そのまま今日の約束にされてしまいます。最初の30秒で、必ず下のセリフを言ってください。

★この前置きを飛ばさないお手元に、1枚お配りしています。これは前回、皆さんがご自身の口で話されたことを、そのまま抜き書きしたものです。
約束の一覧ではありません。私が作った案でもありません。訂正しても、取り消しても、まったく新しいことを足していただいても構いません。
2週間経って考えが変わっているのは、当たり前です。今日決めるのは、今のお考えのほうです。→ ここを言わずにカードを配ると、「前に言いましたよね」という圧力として働きます。本人が撤回しにくくなり、この会議でいちばん大事な「自分で決めた」が失われます

では5分取ります。カードを見て、下の3つの空欄を埋めてください。
①今もそう考えますか ②変えたいことは何ですか ③今日、取り組むとしたら何ですか
カードに書いていないことでも構いません。どうぞ!

カードを扱うときの3つの禁止

① 「前におっしゃっていましたよね」と押さない
言ったことは事実でも、今も同じ考えとは限りません。押した瞬間に、本人のものでなくなります
② 問題を挙げた人に、その解決担当を自動で割り当てない
「問題を言うと自分の宿題が増える」と学習させると、次から誰も問題を言わなくなります
③ 迷っている人に「これでいきますか」と承諾だけ取らない
その場は進みますが、翌月まったく動きません
05各事業部のKGI宣言19:45

狙い=今日の土台。ここが埋まらないと、マイルストーンもコミットメントも書けません。Day1で「生産性の定義は※印を付けず、各事業部がKGIで決める」と全員で約束した、その回収です。1人1行、読み上げるだけ。議論はしません。

まず、前回の約束を思い出してもらう前回、生産性の定義について1時間近く話しました。結論は「米印は付けない」。事業部ごとに事業の形が違いすぎるからです。
そのかわり、お約束ごとが1つありました。「KGIで、それぞれしっかり生産性を2倍にする数値を決めていただく。うちはこのKGIでいきます、それだけ共通認識でお願いします」——これです。
今日、それを回収します。

お一人ずつ、1行でお願いします。「うちの事業部は、生産性2倍を◯◯という数字で測ります」。この形で。
そのときに、4つだけ添えてください。①何を数えるか ②単位 ③今いくつか ④2倍だといくつか。
数字が高い低いの議論は、今日はしません。ただ、何を数えているのかが分からないと、あとで行動に割り戻せません。そこだけ確認させてください。
では中岡さんから、どうぞ!→ 中岡さんから始める。各事業部の中で唯一、全業務に標準時間が設定済みで、いちばん具体的に答えられます。最初に良い見本が出ると、後の人が乗りやすい

「今いくつか分かりません」と言われたら分からないままで構いません。「不明」と書いてください。
そのうえで、それを測ることを、今日のコミットメントの1つ目にしましょう。どうぞ!→ ここで「わかりませんはナシです」と押すと、根拠のない数字が出てきます。それは今日いちばん避けたいことです。井田さん(人件費が見えない)と田中さんで、これが出る可能性があります

Day1で3人が言っていた定義(そのまま採用してよい)

中岡さん
「顧客への対応時間と質の向上」。質の中身は「請求書の事前案内で、事後の問い合わせをいかになくすか」と本人が説明済み
岡田さん
「社員1人あたりの1ヶ月の粗利益が2倍」
田中さん
「1人あたりの利益」
芦原さんが持ち込んだ共通式
「生み出した付加価値 ÷ 総労働時間」。Day1でこの一手が出た瞬間に議論が収束に向かいました。誰かが詰まったら、これを渡してください

皆さん、Day1の時点で自分の答えを言いかけています。ゼロから考えさせないでください。「前回こう言っていましたが、これでいきますか」と確認するだけで済みます。

⚠ 誰かが詰まったら、KGIヒント集を開く

3人それぞれの本命案と、そのまま言えるセリフを用意してあります。先に見せず、詰まったときだけ1つ出してください。
→ KGIヒント集を開く

そして、今日は2倍の数字を決めなくて構いません。3人とも現在値を持っていません。「何を数えるか」だけ決めて、数字は10月頭に測って置く形にしてください。それ自体が、今日の1つ目のコミットメントになります。

ここで絶対にやってはいけないこと

3人の定義を1つに揃えようとしないでください。Day1はそれを試みて27分溶かし、結論が出ませんでした。バラバラのままで正しいというのが前回の結論です。「事業が違いすぎるので、揃えません」と言い切って次に進んでください。

06主担当の確定 → 副担当を決める19:55

狙い=Day1で飛ばした工程。「事業部で区切ってあるから自明」で済ませたため、誰も「成し遂げます」と言っていません。ここを埋めないと、今日決めるコミットメントのボールが、誰の手にも乗りません。

ワークブック 85ページ「Choose What Works」

まず、これを読んでから人を決める前回、役割を4つに分けました。今日は主担当を、あらためて全員の前で確定させます。
その前に、ワークブックの85ページを開いてください。下の「Choose What Works——うまくいく方を選べ」。私が読み上げます。

「プロジェクトを進めていくすべての局面において、うまくいく方を選べ、が求められています。……手間がかかりそうだから、やったことがないから、今までのやり方があるから、そのやり方が好きじゃないから、などの理由で計画や行動が制限されてしまうと、今までとほぼ大差のない成果しか手に入りません。大きな成果を手に入れる者は、楽な道ばかりを歩んでいるわけではありません」

一人ずつ、名前を呼んで宣言させるそれでは確定してまいります。

SES、中岡さん。主担当。成し遂げますか?→ 相手の目を見て、名前を呼ぶ。まとめて「いいですね?」で済ませない

「成し遂げます」

→ これを役割の数だけ、一人ずつ繰り返す。Move on=田中さん/本社=井田さん/企画・AIマーケ=芦原さん・岡田さん

続けて副担当へ続いて、副担当を決めます。
副担当の役割は、このプロジェクトが進んでいくときに、進捗を全員に共有すること。そして主担当が何らかの理由で共有できないときに、代わりに共有すること。一緒に進める立ち位置です。
前回、中岡さんから「広報」——各事業部の動きを一か所に集めるハブが必要だ、という話が出ました。副担当は、その広報の実行役でもあります。
まず私から指名します。それに対して、変更の提案や質問を受け付けます。SESの副担当は——→ 押していたら、ここは「出ている案をどんどん出していただいて意思決定します」と言って短縮してよい。ただし主担当の「成し遂げます」だけは絶対に省かない

⚠ 井田さんの疑問に、ここで答えます

井田さんはDay1後に「範囲が広いから担当がいるな。把握はして、進める担当を決めないといけない」と言っています。ただし、これが「共有役(=副担当)が欲しい」なのか「実行の責任者が欲しい」なのかは、まだ分かりません。決めつけずに、本人に聞いてください。

そのまま言うセリフ
井田さん。前回のあと、「進める担当を決めないといけない」とおっしゃっていました。
それは、進捗を共有する役のことですか。それとも、実際に手を動かして進める責任者のことですか。どちらでしょうか。

前者なら副担当で解決します。後者なら、それは井田さん自身(本社の主担当)です。そこをはっきりさせないまま進むと、井田さんは同じ疑問を持ったままDay3を迎えます。

07マイルストーン(仮置き)20:05

狙い=10分で通過する。Day1台本にある「マラソンの問答」と「3本のカーブの板書」は、今日はやりません。合わせて15分かかるうえ、その15分はコミットメントを作る時間から引かれます。今日ここでやるのは、記入と、意味の確認だけです。

最初に、今日の扱いを宣言してしまうここからマイルストーンです。先にお伝えします。今日のマイルストーンは「仮置き」です。この場で完璧な数字を作ることはしません。数字は今月中にシートで詰めて、次回の冒頭で承認します。
ガイドブックにも書いてあります。「おおよその数字でも構わないので、データの収集に時間をかけるより、ディスカッションを進めることをオススメします」と。今日は、おおよそでいきます。

定義とフロントヘビーを、まとめて30秒でマイルストーンとは、いつの段階で、どのくらいの数字になっていれば、2027年3月の目標に届くのかという途中経過の表です。
置き方にひとつだけ決まりがあります。フロントヘビー。前半に重く置いてください。2倍が目標なら、折り返しで1.5倍まで来ている形です。早く走り出せば、早く問題にぶつかります。そのほうが直す時間が残ります。→ ここで3本のカーブを描くと10分では終わりません。次回、時間のあるときに板書してください。Day1台本の14番に全文が入っています

作業指示(全員同時。個別に待たせない)書いていただくのは2つだけです。
① さっき宣言していただいたKGIを、12月末までにどこまで持っていくか。
② そのために、何をどれだけやるか。

お時間5分。全員、同時に書いてください。どうぞ!→ ★持ってきた人・持ってこなかった人を分けない。全員に同時に書かせる。持ってきた人は「12月の数字を、今月やることに割り戻す」作業をさせる。これは次のコミットメントの下ごしらえになるので、無駄になりません

読み上げだけ。ただし1種類の質問だけ受けるそれでは、数字だけ読み上げてください。お一人45秒です。
受け付ける質問は1種類だけ。「それは何を数えた数字ですか」。目標が高い低いという話は、今日はしません。仮置きですので。
中岡さんから、どうぞ!→ 高い低いの議論を許すと、Day1と同じように27分溶けます。ただし「何を数えているか」だけは確認してください。そこが分からない数字は、このあとのコミットメントで行動に割り戻せません

議論が始まりそうになったらそこは今月中にシートで詰めましょう。今日は仮置きです。次にまいります。どうぞ!

20:15を過ぎたら、途中でも打ち切る

全員分終わっていなくても、20:15で休憩に入ってください。残りは休憩明けのコミットメントの中で回収されます。今日のゴールはコミットメントであって、マイルストーンではありません。

08コミットメントの説明(99ページ音読)20:25

狙い=今日の本番。Day1で唯一やれなかった工程です。ここはガイドブックを音読します。自分の言葉で説明しないでください。社内の人が進行するとき、厳しさを担保できる唯一の方法が「本に書いてある」です。

ワークブック 25ページ/ガイドブック 99ページ

ここから、コミットメントを作成します。ワークブックの25ページ。
コミットメントとは何かを、ガイドブックの99ページから読み上げますので、開いてください。ここに戻ってきますので、手を挟んでください。はい、では読み上げます。

音読①(DMの例)「成果は、単なる行動の結果ではありません。そのコミットメントを実行することによって、何を手に入れたいかを明確化することです」

例1。アクションプランに違いを生むように、成果を明確化する。
× アクションプラン「DMを5000通出す」/成果指標「DMを5000通出し終えている」——これだと、効果的でないDMを5000通出して、何も反応がなかったとしてもOKな成果指標になってしまいます。
○ アクションプラン「DMを5000通出す」/成果指標「3週間以内に300人の申し込みがある」——3週間以内に300人の申し込みがあるためのDMって、どんなDMなのかな。5000通で足りるかな。アクションプランに違いが生まれてきます。

音読②(新メニューの例)例2。成果指標は、数値か第三者の評価のどちらかで表す。
アクションプラン「美味しい新メニューを8月31日までに作る」/成果指標「新メニューを9月1日から30日までの期間で、20%以上のお客様がオーダーする」。または「社長が試食してOKを出す」。信頼のできる人の第三者評価という形でもOKです。

音読③(レビューとサッカーの話)レビュー。作成したコミットメントは、チーム内でレビューし完成させます。この際、あまり効果的でないコミットメントを発見したら、ただ問題を指摘するのではなく、どうすればうまくいくのかを、その場で提案します。
問題の指摘とは、例えば「そのやり方は昔やったから意味がない」等の発言です。改善案の提案とは、「5月10日までにデザイナーを変えてデザインする、に変えよう」という具合の、相手がイエスと言えば、そのままコミットメントになる形の発言のことです。
ところが、ここで必ずと言っていいほど、単なるコメント——「それは今できないよ」とかを発言する参加者の方がいらっしゃいます。サッカーでは、バックパスやサイドパスのほうが簡単ですが、ボールを前に蹴ってゴールに入れないと、絶対に勝てません。問題を見つけたら、解決策として提案やリクエストをする。これによってボールが前に進みます。

これはタスクアクション「AIツールを導入する」
成果指標「導入が完了している」
→ 使われなくてもOKになる
これがコミットメントアクション「AIツールを導入する」
成果指標「10月末までに、事務3名の月間残業が合計20時間減っている」
→ どのツールを、誰に、どう使わせるかが変わる

この3つを、必ず口で言う

① アクションと成果指標を離しすぎない
○ テレアポ100件 → アポ5件  × テレアポ100件 → 入金100万円
離れすぎると、そのアクションが良かったのかを振り返れなくなります
② 期日は30日以内
今から1か月後に何ができていたら、3か月後の成功がよりよくなりますか。
③ 約束の重み
コミットメントは、誓約・誓い・宣言という意味です。日本でやるなら、背いたら切腹するレベルの約束です。
09コミットメント作成20:35

狙い=紙に落とす。30分を4つに区切って、順番に指示を出してください。「30分どうぞ」と放すと、手が止まっている人がそのまま30分過ぎます。いま何をする時間なのかを、5分おきに声に出すのが進行役の仕事です。

全体の指示(最初に手順を見せてしまう)ここから30分で、コミットメントを作ります。4つに区切って進めます。私が時間ごとに声をかけますので、その通りに進めてください。
①変えたいことを選ぶ(5分) ②そのための行動を考える(10分) ③1件に、測り方と期限を付ける(10分) ④協力と時間を確認する(5分)
お手元の発言カードと、さっき仮置きした12月の数字を横に置いてください。ゼロから考えないでください。

① 5分まず、今いちばん変えたい結果を1つ選んでください。カードに書いてあるものでも、書いていないものでも構いません。今のお考えで選んでください。どうぞ!

② 10分次に、それを変えるために、何をやるか。思いつく限り書いてください。まだ絞らなくて結構です。数を出してください。どうぞ!→ ここが今日いちばん頭を使うところです。手が止まっている人には「Day1で挙げた問題のどれか1つでいいです」と声をかける。巡回してください

③ 10分その中から1つだけ選んでください。今日は1人1件を完成させます。
選んだ1件に、この3つを付けてください。①やること ②どうなっていたら成功か(数字か、誰かの評価で) ③いつまでか。期限は30日以内。どうぞ!

④ 5分 ★ここを飛ばさない最後に2つ、確認させてください。
1つ目。この約束をやりきるのに、他の方の協力は要りますか。要るなら、誰の何が必要かを書いてください。
2つ目。この約束を実行する時間は、何を減らして作りますか。
どうぞ!→ ★2つ目が抜けると、書面だけ完成して実行されません。全員が現場で数字を持っているプレイヤーです。新しい仕事を足すだけなら、来月「忙しくてできませんでした」が並びます。中岡さんが心配していた「目の前の成果が優先される」への、一番の対策がこの質問です

手が止まっている人への声かけ

何も書けていない
カードの2番目を見てください。前回ご自身が挙げた問題です。そのうち1つだけ、今月ちょっとでも進む方法はありますか。
「時間が取れないと思う」と言われた
では、小さくしましょう。今の半分でも成立する形にすると、どうなりますか。→ 引き受けさせることより、実行できる大きさにするほうが大事です
大きすぎる約束を書いている
それを30日でやりきれますか。やりきれる大きさに切ると、最初の1か月は何になりますか。

⚠ 中岡さんの「決裁権がないのでは」が出たら、この手順で片づける

中岡さんはDay1のあと、「基幹システムを変えるなら数百万かかる。今回のメンバーにその決裁権があるのか」と言っています。これは正しい指摘です。ただし、この場で長く議論しても答えは出ません。やることは2つ。①決裁者が誰かをこの場で確定させる ②上申そのものをコミットメントにする。

そのまま言うセリフ
それは金脈ですね。大事な質問なので、その場で決めましょう。
まず1つ。この件の決裁者はどなたですか。→ ここを飛ばして「決裁権はないのが事実です」と言い切らない。まだ確認していないことを事実として扱うと、中岡さんは「聞いてもらえなかった」と受け取ります
ありがとうございます。では、その方に判断していただく、というところまでを今日の約束にします。
申請すること自体には、決裁権は要りません。中岡さん、それをコミットメントの1つにしていただけますか。どうぞ!

できあがる形はこうなります。
アクション:基幹システム刷新の投資対効果を1枚にまとめ、◯◯さんに提出する
成果指標:10月◯日までに提出が完了している(+別枠で「◯◯さんと話す日程の確保」を、相手の都合が要る項目として分けて記録)
成果期日:30日以内

「可否の回答を得ている」を成果指標にしないでください。回答するかどうかは相手の都合なので、中岡さんの努力では動かせません。本人が動かせるのは「提出」までです。

この形にすると、中岡さんは「疑問を言った人」から「疑問を解きに行く担当」に変わります。逆に、疑問を流したまま宿題だけ増やすと、次から問題を言わなくなります。それが一番まずい。

10発表 → 変更提案 → 決定21:05

狙い=今日の本番。ここに35分残してあります。順番のルールが2つあります。①全員の1件目が終わるまで、2件目に進まない ②岡田さんが最初に発表する。理由は下にあります。

⚠ まず「全員1件目」を1周する。ここを守れるかで結果が決まります

1人目の人が3件も4件も発表してしまうと、最後の人の1件目が22時に間に合いません。先頭だけ充実して、最後の人が未完成のまま終わります。
1周目は、一人1件だけ。全員そろってから、時間が余っていれば2周目に入ります。2件目以降はボーナスです。

記録係を決めてください。変更提案が通るたびにシートを直す人がいないと、決めたはずの内容が翌日には残っていません。岡田さんは進行で手が塞がるので、芦原さんか、当日いちばん手の空いている人に。

★岡田さんが1番目に出るそれでは発表に参ります。1周目は、お一人1件だけでお願いします。全員そろってから2件目にいきます。
まず私から出します。そして皆さんにお願いです。私に、一番厳しく変更提案をください。
ここで誰も何も言わないなら、この後の全員分も形だけになります。どうぞ!→ 社内の人間が進行するときの、権威の作り方です。「詰める役」から入ると反発が生まれますが、「詰められる役」から入れば型が通りやすくなります。ただし、自分の分で時間を使いすぎないこと。持ち時間は全員同じにしてください

他の人の手を借りる約束が出たら、その場で本人に聞く今の約束は、◯◯さんの協力が要りますね。
◯◯さん、引き受けられますか。→ 相手が「やります」と言っていない約束は、シートに「未承認」と書いて分けておく。ここを曖昧にすると、翌月「聞いていません」で止まります

1人終わるごとに、必ずこれを挟む今のコミットメントに対して、変更の提案や質問のある方、どうぞ!

単なるコメントが出たときの返しそれは問題の指摘ですね。サッカーでは、バックパスやサイドパスのほうが簡単ですが、ボールを前に蹴ってゴールに入れないと勝てません。解決策として、提案かリクエストの形にしていただけますか。どうぞ!

全員終わったら全体を通して、変更の提案や質問のある方、どうぞ!
……それでは、このコミットメントリストで決定します。拍手!

成果指標が緩いときの返し

「AIツールを導入する」など、行動で終わっている
それはアクションですね。それをやった結果、何がどうなっていたら成功ですか。数字で教えてください。
「生産性を上げる」など、測れない
○○さん、今日の最初に宣言していただいたKGIで言うと、何がいくつになりますか。→ だから04のKGI宣言を先にやっておく。ここで効きます
期日が遠い
期日は30日以内でお願いします。1か月後に何ができていたら、3か月後がよくなりますか。
「できていません」と言われた
したのか、していないのか、で教えてください。

21:40になったら、途中でも打ち切る

残った人の分は、シートに書いて次回冒頭で承認します。この先のクロージングを削ると、Day1とまったく同じ失敗になります。

11サポートのリクエスト21:40

狙い=約束させた直後に、熱量を上げて終わる。ポストイットを配って一人ずつ立って読み上げる公式のやり方は、5人で18分かかるので今日は短縮形にします。座ったまま、時計回りに1人1文。ここで新しい仕事を増やさないでください。決めたばかりのリストが、直後に変わってしまいます。

ここまでは、約束をしていただく時間でした。最後に、ひとことずついただきます。
皆さん、席に座ったままで結構です。時計回りに、自分の右隣の方へお願いします。
その方の約束を聞いて、「その約束が達成されたら、私(またはうちの事業部)にこう効きます」を、一言。
それでは中岡さんから、右隣の方へ。どうぞ!→ 1人30秒×5人。言い終わるたびに全員で「よ!」。時計回りにすることで、誰も飛ばされません。「一番支えたい人を選んで」にすると、誰からも選ばれない人が出ます

なぜ「私はこれをやります」ではなく、この形なのか

「◯◯さんのために私はこれをやります」だと、審査を通っていない新しい約束が、決定直後に5つ生まれます。期限も相手の承諾も確認する時間がありません。21:40に決めたリストが、21:45には別物になります。

この形なら、新しい仕事は増えず、「自分の約束が他人の役に立つ」ことだけが伝わります。中岡さんが心配していた「目の前の成果が優先されて推進が後回しになる」への効き目は、ここではなく台本09で「協力が要るなら相手にその場で承諾を取る」ほうが担っています。

時間が10分以上余っていたら、公式どおりポストイットを配って立って渡す形に戻して構いません。そちらのほうが熱量は上がります。

12次回までに行うこと(担当を挙手で決める)21:45

狙い=Day1で飛ばした工程。これが今日の締めです。「やっておいてください」で終わらせず、必ず名前と期日を付けます。Day1でここが抜けたせいで、宿題が全員あいまいなまま出されました。

クロージングに入ります。まず、次回までに行うことを明確化します。担当をこの場で決めます。挙手制でいきます。

1. コミットメントリストの電子化と、全員への共有
2. マイルストーンの月次化(今日の仮置きを、月ごとに割る)
3. 今日出たアウトプットの電子化
4. 9月中に「AIレクチャー会」を1回やる。日時だけこの場で決める(中身は担当者に任せる)

1番から、どうぞ!

⚠ 4番が、中岡さんの「AIの成功体験が少ない」への唯一の打ち手です

Day1で「AIのレクチャー」を円の外に置き、担当は全員と決めました。ところが、担当が全員ということは、実質、担当が誰もいないということです。いつやるかも決まっていません。
中岡さんは「田中さん・井田さんがどこまでAIに興味を持って触っているか不透明」と言っています。これを解くのは、議論ではなく、1回やることです。

ただし、ここで中身の相談を始めないでください。終盤に新しい議題を開くと、そのまま22時を超えます。決めるのは日時だけ。3分で。「誰が何を教えるか」は、その日までに担当者が決めれば足ります。

進捗のルールを、この場で握るもう1つ、ルールを決めさせてください。
次回までに、コミットメントの「アクションに対する現状」と「成果指標に対する現状」を入力しておいてください。0でも「0」と書いてください。
そして、成果が遅れている方は、次回の前日23:59までに「解決策」の欄を埋めてきてください。
これをルールにして、よろしいですか。→ ここは挙手で決めさせない。岡田さんが決めて、合意だけ取る。時間がありません

13期待の回収 → コミュニケーション → クロージングスピーチ21:55

狙い=冒頭に書かせた期待を回収して終わる。次回日程は、事前に決めてあるので今日は言うだけです。

冒頭で書いていただいた今日の期待は、手に入りましたか。
「手に入った」「途中」「手に入らなかった」のいずれかと、今日何を得たかを教えてください。
中岡さんから、どうぞ!

前回(8/29)に返ってきた言葉。今日はこれを超える中岡さん「途中でございます。AI導入を進めつつ、人の価値を見出す方法を見つけることができた」
井田さん「手に入りました。自分の役割の明確化と、このプロジェクトに対するワクワク感を得られました」
田中さん「まだ途中です。まだ具体的なAI導入のイメージをやっているわけではないので。ただ、本格的にAIを事業部に落とし込むというところをワクワクできる時間でした」

見落としやすい、最後の一手クロージングスピーチの前に、もう一つだけ。
ご自身のコミットメントを、この部屋の外にいる方に、どうやってコミュニケーションしますか。それを2分で書いて、発表してください。→ 今日決めたことを、部屋の外にどう持ち出すかを本人に言わせる工程。中岡さんの「現場の成果が優先されて推進が後回しになる」への布石になります。時間がなければ、口頭で一言ずつでもよい

次回Day3は◯月◯日です。すでにカレンダーをお送りしています。
では最後に、クロージングスピーチを——→ 日程は事前に確定させてあるので、ここは確認だけ。Day1はここに5分使っています

WHO

誰が、どこで詰まるか

Day1の録画6時間49分から、それぞれの詰まり方を抜き出しました。今日、同じ場所で同じように止まります。先に読んでおくと、その場で慌てません。

中岡さん

SES事業部/すごい会議は経験者/3人でいちばん長く話す

数字は持っています。労務・内勤・経理の全業務に標準時間が設定済みで、事業部の中で唯一「50%削減」を定量で語れます。すでにAI化で30%削減済み。成果指標を聞かれて詰まることはありません。

詰まるのはここ
「全社(フルフィル本体)へのインパクトは?」と聞かれた瞬間。Day1では「ごめんなさい、ないです」と答え、「ツールも含めてフルフィル本体とSESが全く違うものを使っているので、イコールの削減になりにくい」と返しています。今日も同じことが起きます。全社の話に振らないでください。
芯にあるもの
「人の価値」です。「誰でもいいや、ってなるんですよ、AIを使うと」「これはやりがいを取りにいってるかもしれへんと思ってしまって、そこは最近の僕の悩み」——ここが本音です。否定せず、コミットメントの中に居場所を作ってください。
注意
進行役にダメ出しをします。Day1では芦原さんに「アッシーらしさが欲しい。今現状コピーでしかない」と言いました。これが来ても動じないこと。「ありがとうございます、それは提案ですか、リクエストですか」と型に戻せば済みます。
使える実数
派遣300人の勤怠処理が3〜4日→10分/AI化で30%削減済み/人件費率30%→15%/内勤退職がすでに出ている

井田さん

本社・DX事業部/すごい会議は経験者/3人でいちばん発言が短い

今日、最初に詰まるのは井田さんです。Day1で「3000時間削減」を掲げましたが、中岡さんに「1人当たり何時間か」「残業ゼロという認識で間違いないか」「削減した後、空いた時間はどう考えるか」と3連続で詰められ、最後に「現状具体がないです」と答えています。岡田さんはここで追撃せず「ありがとうございます」で流しました。今日はここに戻る必要があります。

構造的な弱点
DX事業部は人件費が見えず、入金タイミングもずれます(補助金の採択可否が数ヶ月後)。本人も「見ようと思えば見えるけど、見えない人件費がある売上」と言っています。粗利ベースの指標を求めると、必ず止まります。
本人が出しかけている答え
Day1後に「社員単価を上げるのは追いやすい。DX事業部の粗利を」と言っています。これをそのままKGIとして採用してください。ゼロから考えさせない。
そのまま言うセリフ
井田さん、前回「社員単価を上げるのは追いやすい、DX事業部の粗利を」とおっしゃっていました。それでいきますか。どうぞ!
書くのが遅い
Day1では「ちょっと井田さん待ちますね」という場面がありました。記入時間は井田さんに合わせて計ってください。

田中さん

Move on(製造の人材紹介)/すごい会議は完全に初めて/ヨッ隊長

数字は出せます。案件提案が1時間→3分、スプレッドシート+GASでSlackに飛ばすところまで自動化済み。詰まるのは数字ではなく「何のための数字か」です。

Day1で26分止めた発言
「視点が違いすぎて、フルフィルのことを考えても僕自身はあまりイメージができない。逆にムーブオンのことでやったとしても、今度は皆さんがイメージが浮かない。そもそも何を見たらいいか分からなすぎて、どうしたらいい状態」
今日も同じことが起きます。だから前日に「ムーブオン単体の数字で構いません」と1行送ってください。これだけで、この26分をかなり減らせます。
自分の指標を自分で否定する癖
「AIの使用頻度を1日2時間上げる」を掲げた直後に、「僕の中で懸念しているのは、それがAIを使うことが目的になってしまうという懸念が残っているので、100%の回答ではないです」と言っています。今日これが出たら、こう返してください——
そのまま言うセリフ
おっしゃるとおりです。使用時間はアクションで、成果指標ではありません。その2時間を使った結果、何がどうなっていたら成功ですか。数字で教えてください。どうぞ!
この人が動くと場が動く
目標設定の方法論の話になると饒舌になります。「一旦現実的な数字を出して、そこからチャレンジングなヒリヒリ感のある目標設定を常にしてます」——マラソンの話(台本06)で最初に指名するのは田中さんが最適です。
ヨッ隊長
Day1で任命されています。冒頭で「今日もお願いします」と一言添えると、場が温まります。

芦原さん

企画・AIマーケ(岡田さんと共同担当)/Day1の午前を進行

今日は、進行の一部を正式に渡してください。岡田さんは進行役でありながら参加者でもあるため、自分が発表している間、進行が空席になります。Day1の台本は全編「○○さんから」と書いてあり、誰が回すかが決まっていません。ここで最初の10分が溶けます。

芦原さんに渡す3つ
① タイムキーパー(宣言した時間を必ず守らせる。Day1は「3分」と言って12分かかった場面があります)
② 岡田さんが発表する番の進行(「変更提案のある方どうぞ」を回す)
③ 残り5分・残り1分のアナウンス
芦原さんの強み
Day1で「生み出した付加価値 ÷ 総労働時間。これは今の事業部においても数値化としてできそうでしょうか」とAIの定義を持ち込み、一気に議論を収束させました。今日も、誰かが定義で詰まったらこれを渡してもらってください。
BANK

今日使うフレーズ

何かをさせる、全部「○○を、どうぞ!」
宿題ができていない「いま何番まで書けていますか?」
言い訳・他責が出た「それって、誰に何%責任がありますか?」
批判・単なるコメント「では、提案かリクエストの形にしてください。どうぞ。」
成果指標が行動で終わっている「それをやった結果、何がどうなっていたら成功ですか?」
「できていません」と言われた「したのか、していないのか、で教えてください。」
議論が長引きそう「今日は仮置きです。そこは今月中にシートで詰めましょう。」
場が決まらない「○○さん、見立ての意思決定をしてください。」
リクエストを受けたとき「情熱的イエス!」
断るとき「勇気を持ってNOです。」
重い問題が出た「それは金脈ですね。」
数字がないと言われた「おおよそで構いません。データを取りに行くより、先に進めます。」

出典:Day1(2026-08-29)の録画全文文字起こし(6時間49分)と議事録/すごい会議 公式ガイドブック 60〜64・99ページ、ワークブック 25・29・85ページ/澤井コーチによる幹部Day1(2026-07-20)の録画全文(7時間24分)/ICTC Day2・Day3・Day6・Day7のメモ/[[金脈会議-コミットメントシートの書き方]]。
注意:公式ワークブック・ガイドブックの本文は転記していません。当日は必ず現物を持参してください(25/29/85/99ページを音読します)。
参加者の発言は自動文字起こしからの引用のため、細かい言い回しが実際と異なる場合があります。